製造の仕事のやりがいとは?製造業を楽しむ方法を解説します!

こんにちは。
新年度二日目ですね。
当社の営業マンは有給休暇で子供の入園式に行きました。
少し明るい話が聞けて嬉しいです。

今日は
「製造業ってつまらないんじゃないの?」とか
「製造って単純作業で飽きそう・・・」など
ちょっとネガティブなイメージを払拭したいなと思います。
私も製造業に携わるまではそんなイメージを持ってましたが、今はなくなりましたので、払拭できると断言できます。

確かに、製造業には向き・不向きがありますが、ただ、仕事のやり方を変えることで
やりがいをもって仕事ができるようになります。

どんな仕事でも、同じような作業、業務が続くと飽きが来たり、特に工場だと製品が変わっても似たような作業の繰り返しになるので眠くなったりなどもあるかもしれません。それは否めない事実・・・
これは仕方ないことだと思いますが、少し見方を変えると楽しめたり、やりがいがもてます。

■あるスタッフの例
工場未経験で入社して、スピードメーターの組立工程に配属されたAさん(男性)。
給料の良さに惹かれて応募してきて、作業も簡単そうだからと意気揚々と頑張っていました。入社して2週間で私に相談してきました。
Aさん「三瓶さん、仕事めっちゃつまらないです。こんなに毎日やることが変わらないと飽きますね。みんなよく出来ますよ・・・」
ここの現場に配属されている人はみんな言います。
私「みんなそれ言うよね。気持ちわかるよ。やることが変わらないけどさ、たとえば隣で作業しているBさんいるよね?その人の作業スピードとか正確性はどう?」
※BさんはAさんの指導係、うちの派遣スタッフの一人です。
Aさん「早いし、正確ですね。無駄がないというか」
私「そうだよね、AさんとBさん何が違うのかな?」
Aさん「経験ですかね?」
私「それもあるね。笑 でもさ、Bさんと同じ1年間やって同じように作業できる自信ある?」
Aさん「うーん。ちょっとわからないですね」
私「一回さ、どんなところが違うのか詳しく見てみたら?そして工夫できるところは工夫してみてはどうだろう?」
Aさん「Bさんを目標に?」
私「目標と言わず、抜かす気持ちでやってみたら?」
Aさん「ちょっとやってみます」

そう言って作業を頑張ったAさん。
派遣先の社員からただ作業してるだけでなく考えて作業しているという評価をもらい、社員になる話をもらうまでになりました。
しかし、給料が下がるからといって断ったAさん。それもすごい。
今でも働いていたら美談ですが、現実はそうもいかず、
今は別の工場で正社員として働いています。

というわけで、仕事のやりがいを感じるヒントがここにあるかなと思います。

①工夫を楽しむ
この作業をこのように変えたら、順番を変えたら、配置を変えたら、など創意工夫をして、より効率よく作るにはどうすればいいかと考えながら作業するといろいろな改善点が見つかります。
そこを評価してもらうことで、やりがいに繋がるかもしれません。
製造業は無駄を無くすことに命をかけてます。

②考え方を身につける、能力を身につける
工場で仕事をすると、製造の考え方や必要なスキルを身につけられることができます。とても簡単な単純作業の場合は、スキルを身に着けるのが難しいかもしれません。ただ、職場で働くと、何らかのスキルを身に付けられることは多いです。それこそ、製造に直接関わらないコミュニケーションスキルなども含まれます。効率的な仕事の進め方は他の業種にも活かせます。

行動をすることで、何らかのスキルが身につき、やりがいに繋がります。
Aさんは、Bさんをライバルにし、スキルを伸ばし、教育することにやりがいを感じがんばってました。そのように開拓していくってすごいですよね。
なので、Aさんは今でも私の中で尊敬する人物の一人です。

製造で働くということで、最初は給与や、待遇、働き方などそのような、条件面で仕事を探して働くというのは良いと思います。
ただ、それだけでなく、入ったらどうしていくか、何を学ぶか、どのようなスキルを得るために頑張るか?と考えるだけでやりがいを持てます。

例えば大学に入るときに、その大学に入ることをゴールにしている人と、その大学に入ってから何を学ぶかと考える人では得るものも変わってきますよね?
それと同じかと思います。

貴重な時間で仕事をしていると思います。できるなら目的をもって、仕事の時間を充実させ、時給+αの得るものがあればすごいですよね。「工場のやりがいってなんだろう?」と思う場合にはちょっと思い出してみてください。

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