コロナも問題ですが・・・経済の話

原油の価格がマイナスに

背景には需要激減と原油保管スペースの枯渇がある。米国では外出規制でガソリンの使用が激減しているほか、企業のエネルギー需要も急減している。米エネルギー情報局(EIA)によると、4月2週の米原油在庫(戦略備蓄除く)は5億バレル強と3週間で5千万バレル以上増えた。全米の貯蔵能力は約6億5千万バレルとされ、余地はなくなりつつある。

このため買い持ちしたままでは原油の保管先を確保できなくなる恐れがある。プライス・フューチャーズ・グループの原油アナリスト、フィル・フリン氏によると、原油の受け渡しに使う取引所の倉庫は満杯に近く、「マイナスの価格は原油の貯蔵コストを意味する」という。

19日時点で5月物の契約残高は約1億バレル残っていた。19日の価格でみれば約20億ドル相当だ。買い手不在のなか、原油の引き取りを避けるための投げ売りがマイナス価格をもたらした。極端な価格の動きで取引所は何度も売買を停止した。

引用:日本経済新聞 電子版

原油が余り過ぎて貯蔵タンクに入れることができなくなり逆に価格がマイナスになる事態に・・・ そんなに余っているのであればガソリンなど安く買える!と喜ぶ人もいるかと思いますが原油価格の暴落の行く末は景気後退の道みたいです。

俗にいうオイルマネーが市場に流れなくなり投資など抑えられ市場が冷え込んでいく 世界市場においてそのオイルマネーの存在は大きく今のコロナの経済状況と合わさり 今後どうなるのか経済アナリストでも予測がつかない状態みたいです。 今後の動向に注意してみてみてください