企業を育て、守る事も役割です

『冒険者のような楽しさがある』そう感じたのは、入社し半年くらい経った頃だったと思います。

営業部門の新規受注に伴う契約書の確認。

殆どの場合で、既に定型化された文書を確認するような場合が多いのが現実ではあります。しかし、有る時法務チームのメンバーからチェック済みとして挙がってきた文書に違和感を感じました。

詳細はここで話せる内容ではありませんが、その契約書は通常であれば保証されるはずの項目が満たされておらず、当社にとって大きなマイナスとなりかねない物でした。

入社間もなかった私は、当時の上司に報告し感じた疑問を投げかけると上司はそのまま営業部門に確認。

実は、取引では社内文書を新たなものに移行させている途中で予期せず改変の必要がない部分まで変更していたとの事がわかりました。結果、社内だけでなく顧客企業からも感謝の言葉を頂けたと知った時には本当にうれしかった。

普段はオフィスワーク中心で顧客の顔を知る事ができません。

しかし、組織として機能する中ではなくてはならない役割で、自分の働きが自社も顧客も守る事に繋がると改めて実感しました。それは、冒険者のように常に新たな世界を歩いているのだと自分の業務を意識する事で、いままで見えなかった物も見える・・・そんな思いでもあります。