転職の不安について考える

11月 24, 2020

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時々、人事の方とお話をしている時にあがる話題ですが、転職理由で上位にあがるのは・・・

  • 他の仕事をやりたい
  • 収入に不満がある
  • 休みが少なく残業が多い
  • 専門知識や経験を身につけたい  , etc.

こんな項目が多いらしいです。でも、退職理由を聞くと少し違うらしいんです。

  • 人間関係が悪かった
  • 面白くない(遣り甲斐がない)
  • 給与が低かった  , etc.

アンケートの取り方やヒアリングの仕方、その場面等があり一概には言えませんが、転職を考える時には前向きな気持ちも多くみられるのに対して、退職理由としてはネガティブなものが多くなっちゃうんですね。

自発的な退職を希望される訳ですから当然と言えば当然なのかと納得してしまった運営のTです。転職サイトを運営しているうえで、自身の経験や利用される皆さんの立場に立って転職について考えてみたいと思い今回のBlogを書いてます。

転職に不安はつきもの

前出のように必ずしも転職に期待や意欲だけをもって就職活動をされている人ばかりじゃありません。当然、ポジティブな理由で転職活動をされる方でも、その後の職場環境や内容、生活に不安を感じない人は殆どいないでしょう。

実際Tもそうでした。
飲食や製造、営業の仕事を経験させてもらいましたが、新しい職場では全てがほぼ初体験。

右も左もわからなければ、時には言葉の意味すら理解できないって事もありました。後になって考えてみれば、どの企業・職場も何かの「専門」をもって事業を営んでいる訳ですから当たり前なんですよね。

そう考えれば、転職に不安を感じるのも当然の事と気持ちが落ち着いてきませんか?

職場の先輩も不安だぞ

同じように、職場で新人さんを迎えてくれる先輩たちもベテランばかりじゃありません。初めての後輩にどのように接したらよいか解らないって事だってあります。

後輩を任されて、仕事を教えるからには自分の指導の仕方で新人さんの印象も大きく違うだろう。上手く教えられ中たら、上司からなんて言われるだろう・・と悩んでしまう事だってあるはずです。

ベテランの社員さん、上司の方でも新人を預かる時が一番緊張するという話を何度も聞かせてもらいました。

転職後間もなく離職された方から、新しい職場に社員として加わった際にその職場での人間関係に馴染めなかったという話を時々聞きます。

友人のいる職場や見知った会社、経験の長い業界に転職するのであれば、比較的早い段階で人間関係も作れる事もあるかも知れません。それは、初めての転職、初めての職場、初めての業界に飛び込むよりも気持ちに余裕があるからではないでしょうか。

そんな時には、職場の先輩の事を観察してみませんか?

新人さんの指導を専門に行う人がいる職場は稀なので、貴方を受け入れてくれた職場の先輩もきっと必死に指導してくれているはず。

時には、伝えたい事が上手く伝えられず、イライラする事もあるかも知れません。もしかしたら、初対面の方と話すのが苦手な先輩かもしれません。そんな風に考えられたら、新しい職場でも少し気持ちが楽になるはずです。

時には勢いも大事

転職を経験している方は、誰でもが新しい環境に不安を感じながらも一歩を踏み出しているのだと思います。

転職を考えた時に、就業中であれば当然現職での担当業務や職場の同僚等との関係は考え、迷惑を掛けないようにしながら、また必要な手続きは確りと対応して転職と向き合うべきですよね。

ですが!

既に離職中の場合や退職が決まっている場合に、慎重になり過ぎて求人への応募を躊躇する必要はありません。

仮に勢いで応募してしまっても、不明な点があるなら面接の時に改めて確認する事にして、とにかく活動しよう・・と考える事があっても良いのかもしれません。